審美歯科学会というと当然ホワイトニングが多いイメージですが、
総じて、
3000人の参加
5日で、200ほどの講演会
で、ホワイトニングの講義は1つでした????
なぜ??
もうブームは去った感じです。
やって当たり前。知ってて当たり前。
今一番注目を集めているのは、プラスチックを詰める治療ですね。
講習の数、実習の数が半端ないですから。
全体を通して、どのように見た目を治すか、
というテーマが多いので、他の例えばインプラント学会や、歯周病学会のように
頭を使う講義??
病理組織の写真だったり、電子顕微鏡レベルでの写真だったり、
統計を取って実際にどの治療がいいのかという
講義が非常に少ない中、
唯一のこのホワイトニングの講義の内容としては、
ホワイトニング後の歯の状態などの差異を発表して、
へ〜、
それ注意だね。と言った感じです。
時差ぼけがなりません。。
かなり重症です。
と、いうわけで。
朝一番から、プール行ってみました。
誰も使ってないプールを一人で、
朝の6時にチョットした優越感ですね。

午後は、ハンズオン
要は実際にやってみよう。のコース
僕の選択したコースは初日の午前の講義と同じ内容。
プラスチックを奇麗に詰めよう!
です。
やってる内容は、普段の診療とほぼかわらない。
で、実際やってみて、再確認 兼 ちょっとした小技を盗む
みたいな感じです。
マニアックですが、2日目の午前の講義に大興奮!!!
審美といってもいろいろな方面があります。
インプラントを使った審美歯科の分野で、
Joseph Kanという、すごい先生がいます。
この人の論文を何度も何度も読んだことがあって、
いつか、講演を聴いてみたいな〜〜とは思っていましたが、
まさにその人の講演でした。
内容は、やっぱりすごかった。
レベルの違う治療内容でした。
が、何よりすごいのは、
彼のプレゼンの凄さです。
プロジェクターにアップされている歯茎がここまで奇麗に治っているなんて
凄すぎです。
日本出発すること、、、16時間
開催地のダラスに到着です。
現地到着が朝の9時
そのまま直行で会場へ
朝の講演になんとか間に合いました。
が、正直しんどい。
で、受付はこんな感じで、
ネームプレートと胸にお花をつけてもらい
(日本の学会では馴染みがないから、ちょっと照れくさいですが、)
で、初日は何の講義だったかというと。
患者さんに説明する時に使う
要はプラスチックの詰め物。
通常10分くらいの処置。
マイクロを使ってしっかり治療すると、30分
(この時点で、削る量が違うし、詰め物の封鎖性が格段に違う)
さらに前歯などで色調を徹底的に合わせると。。。。
(歯は、何層にもなっているためただ白い訳ではない、最低でも5色は使っている)
切りがない、。。
これ前歯、の拡大写真。
先端が白くて、中が透き通ってて、
少し上に行くとちょっと黄色くて、etc..etc..
まさに、アートです。
皆様には長期の休診にて大変ご迷惑をおかけ致します。
久々の海外学会です。とにかく、朝が早くて眠い。
今回はアメリカ審美歯科学会ですが、
簡単にいうと、ハリウッド女優の様なスマイルを作ろう‼の会。
まあ、あそこまでやると日本人にはやり過ぎ感があるのですが。。
審美歯科をやるからには矯正から、
外科から、インプラント、さらにマイクロスコープも使ってやらないと、
見た目はかっこ良くならないですからね。
ただ削って被せるだけでは、限界がありますから。
インプラント留学していた頃の知り合いの先生も参加して、会えるのが楽しみです。
アメリカにいた頃は日本食って良いなーと思ってたけど、
今はあのシャビシャビに薄いアメリカンコーヒーが楽しみですね、